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2017年2月15日に発売された新型プリウスPHVは、発売から1か月にあたる3月16日までの間に目標販売台数の約5倍の12,500台を受注した人気の車種です。

新型プリウスも発売開始時には納期は半年以上あったことを考えると、新型プリウスPHVをこれから購入しようと考えている方は【いつ納車されるのか?】が気になりますよね。

そこで知り合いのディーラー情報や口コミ、雑誌やネットの情報から最新の納期情報を調べましたので紹介します。
また納期短縮の方法も紹介しますので参考にしてみてください。

目次

新型プリウスPHVの最新納期を徹底調査

先行予約された方は2017年3月から4月に納車されて車道にも新型プリウスPHVがちらほら目につくようになってきました。

しかし通常契約の納車は既に2017年5月から6月の納期になっています。

しかも既にトヨタの納期連絡のHPにもそのように記載されていますが、ソーラーパネルのオプションを注文した場合は、納車も2017年7月以降の納期になるようです。

これは一体どうなっているのでしょうか。真相を更に掘り下げてみていきたいと思います。

新型プリウスPHVの生産体制はどうなっているのか?


新型プリウスPHVの販売目標は控えめな2,500台/月です。

先代のPHVが世界の販売も含めて75,000台(国内は約5年間で2万2000台を販売)だったことを考えると、過去の実績を踏まえた妥当な目標に思えます。

発売直後は、目標である2,500台/月の生産体制に対して、5倍以上の受注が来ており、3月契約者の口コミでは、納期は平均3か月から4か月となっているようです。

一般的に通常納期は1~2か月とされていますが、新型プリウスPHVは発売から1か月程度なので、新車販売の傾向としては妥当な納期ではないかと考えます。

ところがソーラーパネルオプションを入れると納期が約半年以上先になってしまうようです。

これはソーラーパネルがたくさん売れているから生産体制に問題があるという訳ではありません。

どうやらソーラーパネルオプションがあまり売れていなくて、個別生産となっているから納期が半年以上先になるようです。

確かに、約28万円のオプションですから、元を取ることは期待できないことからオプション受注が予想以上に少ないようです。

年換算だと1000Kmはソーラー充電で走行可能です。

例えば、EV走行は20円×8.8kWh=176円で60Km走行できます。

よってソーラー発電で費用はざっくり3000円/年は安くなります。10年乗れば、累計で30,000円維持費が削減されます。

ただ、28万かけてつけたソーラーパネルも、10年かけてようやく3万円をペイできる計算です。

このように費用対効果に見合わないので、ソーラーパネルオプションを見送りする購入者が多いようです。

個人的には、災害時にも効力を発揮するためこういったケースを想定すると高いけどあると有事の際に必要な機能ではないかと思います。

新型プリウスPHVが通常納期になるまでの期間を調査

需要の1/5の生産体制では当然購入者の手元に届くのが遅くなります。一定の需要が見込めることが分かれば、企業側も生産体制を上げてきます。

どのくらいの期間で生産体制が整うのか、新型プリウスを例に考えてみます。

新型プリウスは2015年12月に発売開始しましたが、発売開始から1年を経過しても約2万台/月を販売していました。

ロングセラーとして現在も約1万台/月の販売実績を上げています。
発売当初は事前受注の6万台と発売開始の1か月で4万台を受注し、10万台/月の実績となりました。目標販売台数の約8倍の受注だったようです。

この時は納期が半年から10カ月先となり、トヨタのHPには新型プリウス専用の納期情報ページが公開されていました。

このHPから納期情報が消えて通常納期(1~2か月)になったのが、発売開始から約9か月後の2016年7月頃です。

新型プリウス位の販売規模(発売開始時:10万台/月、発売から1年経過:2万台/月)に見合う生産体制の確保に約9か月かかったと言う事になります。
計画の約8倍の受注台数が9か月で通常納期になった新型プリウスを例に考えると、少なくとも新型プリウスPHVも9カ月の半分の期間(4.5か月)程度は通常納期になるまで期間がかかることが予想されます。

2月に発売されたので、大体6月中旬から7月に商談を開始する方は1,2か月の通常納期で引き渡しされるのではないでしょうか。

今から購入を考える方はこの辺の納期設定を意識して購入に向けた商談準備を進めるのが良いと思います。

待ってるだけは辛い。納期短縮方法はあるのか?

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人気車種で出始めはなかなか納車に時間がかかるものです。しかし納期を短縮する方法もあります。

ここからは納期短縮のテクニックを紹介していきます。購入時の参考にしていただければと思います。

トヨペット店は割当が多い?契約店を選んで納期を短縮!

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納期短縮の一つ目のテクニックです。
契約店や購入する地域によって納期が変わることがあります。

例えば、愛知のトヨペットはトヨタの御膝下なので、納車待ちが他の地域と比べて短い傾向にあるようです。

トヨタの販売チャネルは、以下の4つがあります。
・トヨタ店
・トヨペット店
・カローラ店
・ネッツ店

地域の違いを除いても上記の販売チャネルの中ではトヨペットは幾分か割当が多い傾向にあるらしく、納期短縮ができるようです。

ソーラーパネルオプションはつけるな!

トヨタの納期連絡のHPにも記載されていますが、2017年3月31日時点で「新型プリウスPHVのソーラーオプションを注文」すると、納期が2017年7月以降になるそうです。

どうしてもソーラーパネルが欲しい人は仕方ありませんが、納期やコストパフォーマンス重視であるなら、このオプションを外すことで納期が1~2か月は短縮できるようです。

キャンセル待ちを狙い撃ち。いきなり納車されちゃうケースもある?

納期短縮の二つ目のテクニックを紹介します。
それはキャンセル待ちです。

うまくキャンセル待ちに遭遇すると納車がかなり早まるらしいです。

なぜなら、ディーラーからすると売れ筋の新型プリウスPHVのキャンセル料を貰った上で、その車を他の客に回して利益を上乗せできます。

ディーラーの販売成績にそのまま直結する話なので、空いた車はキャンセル待ちのお客さんにすぐに連絡します。

そのため予期せぬタイミングで急に納車なんて話になるのです。

キャンセル待ちに遭遇する確率を上げるには、人気のグレードや色、オプションを選ぶことです。

人気のものを選ぶと言う事は、他の多くのお客さんも購入しているということです。そうすると必然的に、キャンセルが発生する可能性が上がります。

新型プリウスPHVに関していうと、

色は「ホワイトパールクリスタルシャイン」や「アティチュードブラックマイカ」を選びつつ、ソーラーパネルオプションをつけない

ことがポイントです。

とどめに
ディーラーにはキャンセル待ちが出たら優先的に連絡してほしいと伝えておくことが重要です。

これだけでもキャンセル待ちに遭遇する確率はアップします。

納期確認はディーラーに確認するのが間違いない!

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これまでに紹介した方法でどんどん納期短縮していきましょう。

とはいえ、実際の納期を知るにはディーラーに問い合わせるのが確実です。

ディーラーは発注した車の製造予定を把握しています。

フルモデルチェンジ直後は、予定が読み辛く明確な日はなかなか教えてくれません。
ただ、大体の目安は教えてくれます。

待ち遠しくて、とにかく気になったらディーラーに確認してみましょう。

新型プリウスPHV購入時には営業マンに騙されるな!損をしない新型プリウスPHVの購入方法を紹介

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商談で確実に最大限の値引きを引き出すために一つだけ絶対にやってはいけないことがあります。

これをやってしまうと営業マンに確実に騙されて20~30万円は損してしまいます。

知らないと騙されていることにも気づけません。騙されて損をしないためにも、知識として身につけてください。

新型プリウスPHVの値引き相場と値引きの限界点をリサーチ!

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