新型プリウスには7つのグレードが用意されています。各グレード毎の価格の違いを見るとAプレミアムツーリングセレクション(2WD)とEグレードでは約80万円程度の価格差となっています。
グレード | 価格[メーカー希望小売価格(消費税込み)] |
---|---|
Aプレミアムツーリングセレクション(2WD) | 3,199,745円 |
Aプレミアム(2WD) | 3,107,455円 |
Aツーリングセレクション(2WD) | 2,926,800円 |
A(2WD) | 2,777,563円 |
Sツーリングセレクション(2WD) | 2,628,327円 |
S(2WD) | 2,479,091円 |
E | 2,429,018円 |
目次
気になる燃費
トヨタ燃費ランキングで一位だったアクアがJC08モード燃費で33.8~37.0km/Lであるのに対して、新型プリウスは37.2km/L~40.8km/Lと優秀な燃費性能を実現しています。
グレード | 燃費 |
---|---|
Aプレミアムツーリングセレクション(2WD) | 37.2km/L |
Aプレミアム(2WD) | 37.2km/L |
Aツーリングセレクション(2WD) | 37.2km/L |
A(2WD) | 37.2km/L |
Sツーリングセレクション(2WD) | 37.2km/L |
S(2WD) | 37.2km/L |
E | 40.8km/L |
さて、価格と燃費を比べてみましたがそれ以外の装備がどうなっているのか気になりますよね。
今回は内装について掘り下げたいと思います。
安全装置や燃費の詳細は新型プリウスの価格とグレードを考えるをご覧ください。
各グレードの内装
メリット・デメリット
まず新型プリウスと旧型を比較して感じたメリットデメリットを紹介します。
まずメリットですが、ハンドルがよく手になじむようになり座り心地がよくなりました。
逆に比較して残念だと感じた部分は、相変わらずの天井の低さと後ろが見にくいという点です。
ハンドルは全グレードで3本スポークステアリングホイールを採用しており、試乗して感じたのはとても
手になじみやすいということでした。また上位2グレードは本革巻きとなっておりさらにホワイト加飾となっています。
座り心地についても人間工学に基づいて疲れにくい設計になっています。
デメリットはチルトアジャスターの調整で高さの空間を調整し、バックカメラを装備してカバーすることができると思います。ただ旧型で慣れている人はそれほど気にならないと思います。
快適温熱シート
快適温熱シートは文字通り体を温めてくれる保温機能のシートです。寒い冬の日は暖房が利き始めるまでとても寒い思いをしますよね。背中とお尻がヒータ部となっており、足元に暖房を向けて温熱シートをオンにすれば乗り始めから快適です。シート表面は合成皮革なので高級感もあって満足できる装備となっています。
フロントシートの可動方向はこのようになっています。
・Eグレードが4ウェイ。Aツーリングセレクション(2WD)までが6ウェイであり、上位2グレードは8ウェイパワーとなっています。
グレード | フロントシート(運転席) |
---|---|
Aプレミアムツーリングセレクション(2WD) | 8ウェイパワー (前後スライド・リクライニング・シート上下・チルトアジャスター) |
Aプレミアム(2WD) | 8ウェイパワー (前後スライド・リクライニング・シート上下・チルトアジャスター) |
Aツーリングセレクション(2WD) | 6ウェイ (前後スライド・リクライニング・シート上下) |
A(2WD) | 6ウェイ (前後スライド・リクライニング・シート上下) |
Sツーリングセレクション(2WD) | 6ウェイ (前後スライド・リクライニング・シート上下) |
S(2WD) | 6ウェイ (前後スライド・リクライニング・シート上下) |
E | 4ウェイ |
新型プリウスの購入に向けて
内装を見てきてある程度価格が見えてきたと思います。欲しいグレードが見えてくると購入価格からどれだけ価格を抑えるかですよね。私が過去実践して効果を上げた値引きテクニックも公開していますので参考にしてみてください。
本体値引き15万円、オプション値引き25万円!?
価格comの購入者レビューを見ると、オプションやナビ、下取り車など、かなり強気の交渉がし易い環境であると投稿されています。販売開始時の値引きが期待できない頃とは違ってきています。これから新型プリウスを購入する場合には、ディーラーとの値引き交渉をしっかり行っていく必要がありそうです。
Aプレミアム購入者の価格comレビューはこちら
値引き交渉で絶対にしてはいけないこと
一つだけ、ディーラーとの商談で確実に最大限の値引きを引き出すために絶対にしてはいけないことがあります。それは「下取りあり」で商談を進めることです。
これだけは絶対にしてはいけません。なぜなら
最近のディーラーは、値引きと下取りの上乗せを合算して、多く値引きしたように見せかける
手法をとってくるからです。
多くの人が騙されているこのやり口を回避して、最大限の値引きを引き出すやり方をこれから紹介していきます。ここまで見てくださった方々には、絶対損をしてほしくないので是非参考にしていただきたいと思います。
新型プリウスの値引き相場を把握する
口コミサイトで2015年12月から2016年6月までに購入された70名の方を対象に、新型プリウスの値引き相場を調べてみました。車両とオプションの合計値引き金額を集計したところ、平均15.7万円・最大で40万円の値引き相場となっているようです。
詳細は以下の表でグレード別の内訳や車両/オプション値引きの内訳をまとめています。
表1. グレード別の値引き相場(車両値引き+オプション値引き合計)
表2. グレード別の値引き相場(車両値引き/オプション値引き別)
新型プリウスの値引き限界ラインは?
まず値引きには、車両価格の値引きとオプションの値引きの2つがあります。
一般的にはどちらも10~30%が限界ラインであり、車両価格の10~20%の値引きが目標ラインと言われています。
新型プリウスもフルモデルチェンジから一定の期間が経ち、車両本体価格やオプションの値引きについて、かなり強気の値引き交渉がし易い環境になっています。
新型プリウスの口コミサイトの値引き傾向からみて、車両価格の10%~15%の値引きを目標にするのが良さそうです。
最近のディーラーの商談傾向と対策
最近はネットの普及に伴って、以下のような昔からある値引き手法が通用しづらくなっています。
・同クラスの車種比較
・同系列の他店舗による相見積
更に
最近のディーラーは、値引き額と下取り額の上乗せ分を合算し、購入者が自分の交渉で値引き額を多く引き出したと錯覚させる商談と営業トークを進めてきます。
車両とオプションの2つの値引き額に対して、あらかじめ安く設定された下取り価格を上乗せさせる形で全体の値引き額を丸め込んで値引き額を提示してきます。
「これ以上の値引きはもう限界ですよ。」なんて言いながら商談をまとめにかかってくるというわけです。
この話を知らないと大抵は騙されてしまうそうです。
ではどうすれば良いか?
対策は以下の3つになります。
(1)商談時にディーラーを訪れた際に「下取りは無し」と伝える。今乗っている車はどうするのか聞かれたら、身内に譲ると伝えておけばOKです。
(2)現在乗っている愛車の最大買取価格を把握する。
(3)下取りなしで商談を進め、最終段階に入り、十分に車両値引きとオプション値引きを引き出したら、「譲渡する予定だった車が身内にいらないと言われたので下取りにしたい」と伝える。
営業に複数の買取業者から査定してもらった最高買取価格を提示して、「同じ金額で買い取ってもらえないか?」と伝えるとかなり高い確率で査定アップしてくれます。
この段階で、下取り金額の問題さえ解決すれば新車に買い替えてもらえるお客さんになっているはずなので、営業も赤字覚悟で相談に乗ってくれるはずです。
最後に愛車の最大買取価格を把握する方法を紹介します。
愛車の最大買取価格を一括査定して日給20万円
愛車の最大買取価格を把握する方法は、販売ルートの多い買取業者から一括査定を行って買取価格の見積もりを取ることです。
ちなみに私の場合、家の近所にマイナーな買取店が1店舗しかないので、一括査定サイトで複数社から査定を取って、一番査定額の高い金額を把握しました。CMや雑誌でよく見るGulliverやカーセブンなど合計10社から見積取得しました。
買取業者間でも価格はまちまちでしたが、入手した見積もりは、トヨタ公式ホームページの査定価格と比べて20万円以上も高く査定されました。
ディーラーの下取り価格もトヨタ公式ホームページの査定額とほぼ同額だったため、この最大買取価格を営業に伝えて査定額の20万円アップを達成しました。
手間なくスピーディーに最大買取価格を把握するには
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まだ売る気がなくても、とりあえず査定額がどれぐらいなのか知りたい場合にも、概算価格だけチェックするのもありです。手間なく無料なので気軽に利用してみてください。
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買取業者を選択して、メールのやり取りのみで買取価格を把握するには
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