2017年2月15日に発売となった新型プリウスPHVですが、発売から約1年が経過して、値引き状況も変化してきました。
購入者はどのグレードやオプションを選択して、どれだけの値引きを引き出しているのか気になったので調査しました。
更に新型プリウスPHVの値引き相場や限界値引き額も調査しましたので合わせて紹介します。
また値引き交渉がうまくできた方々のテクニックも合わせて紹介していきたいと思います。
目次
新型プリウスPHVの値引き相場(車両/オプション)と目標金額は?
値引きには大きく2つの値引きがあります。それは車両値引きとオプション値引きです。
一般的な限界ラインは10%~30%と言われています。平均的に車両価格の10%~20%程度の値引きを目標にするのが一般的です。発売から1年が経過した新型プリウスPHVの値引き相場や目標金額はこのようになります。
新型プリウスPHVの車両値引きは25万円まで上昇!?[2018年2月最新版]
知り合いのディーラーに聞いたところでは、先行予約や発売し始めの車両の値引き相場は「頑張っても5万円」までと言う事でした。確かに先行予約時の見積を取得した方の口コミ情報を見ても、「0円~5万円」の値引きしか貰えていない状況でした。
ところが、2018年2月時点の車両本体の値引き金額は、
ズバリ、平均17.5万円、最大25万円
となっています。発売から約1年が経過しましたが、新型プリウスの20万~30万の車両値引き額にはまだ達していないです。
値引きで販売台数を増やす戦略の車ではないためなのでしょうか?
では、オプションの値引き相場はどうでしょうか。
オプションの値引き相場は緩い?値引き率は20%から最大40%も!?[2018年2月最新版]
車両の値引きも発売当初と比べてだいぶ上昇しましたが、まだ車両値引き率が低いこともあり、営業マンもオプションの値引きで値引き交渉に応えているようです。
口コミサイトの情報を見ると、50万円のオプションをつけて20%(10万円)の値引き額が提示されたようですが、更にそこから交渉を進めてフロアマットやサイドバイザー、メンテナンスパックなどで総額40%(20万円相当)のオプション値引きに成功した強者もいるようです。
これは店舗や営業マンにもよるとは思いますが、目標の値引き率はまずは「オプション価格の20%」を目標に商談を進めるのが良いでしょう。
最新の2018年2月時点のオプションの値引き金額は、
ズバリ、平均10万円、最大20万円
となっています。
車両本体価格の値引きがもう一息渋い分だけ、オプション値引きは融通を聞いてもらえる傾向にあるようです。
新型プリウスPHV購入者のグレードやオプション値引きの内訳をチェック!値引きレポートから徹底調査!
それでは最新の値引きレポートの中でも特に参考にできそうな代表的なレポートをいくつかピックアップし、購入グレードや選択オプションと合わせて、それぞれどれだけの値引きに成功したのか紹介していきます。
①新型プリウスPHV Aグレードの購入例(本体車両値引き:25万、オプション値引き:5万)
購入車種 | 新型プリウスPHV |
---|---|
グレード | Aグレード |
購入時期 | 2017年12月 |
車両本体価格 | 380.7万円 |
車両本体値引き額 | 25万円 |
車両本体値引き率 | 6.5% |
オプション総額(*1) | 230,040円 |
オプション値引き額 | 5万円 |
オプション値引き率 | 21.7% |
(*1)オプションの内訳
カテゴリ | オプション品名 | 価格(税込) |
---|---|---|
内装 | – | – |
タイヤ | 215/45R17 アルミ | 72,360円 |
オプション | アクセサリコンセント | 75,600円 |
ETC2.0ユニット VICS機能 | 27,000円 | |
ETC2.0 セットアップ | 2,700円 | |
フロアマット デラックス | 24,840円 | |
付属品その他 | 27,540円 |
新型プリウスPHVの値引き相場変動は新型プリウスに酷似?いつから強気な値引き交渉ができるか?
新型プリウスPHVは、プラットフォーム(TNGA)も同じで、ターゲット層も被る新型プリウスに酷似する値引き相場変動になることが予想されます。
新型プリウスでも発売開始時は売り手市場のため、なかなか強気な値引き交渉で結果を出すことはできませんでした。
ところが新型プリウスの発売開始から半年が経つと、車両とオプションの合計値引き金額は平均15.7万円・最大で40万円の値引き相場となりました。恐らく新型プリウスPHVに関しても、新型プリウスと同じような値引き相場の推移が予想していましたが、2018年2月時点では平均が17.5万円、最大25万円と少し傾きが緩やかな傾向のようです。ただ、発売当初から比べるとだいぶ値引き幅も広がってきています。
新型プリウスPHVの値引きを分析!新型プリウスの値引相場の傾向から探る!
新型プリウスが発売開始してから半年間の間に購入した70名の方々の車両値引きとオプション値引きの状況を集計してみました。新型プリウスPHVも発売から1年以上が経過しましたので比較してみます。
新型プリウスは発売から半年で車両とオプションの合計値引き金額は平均15.7万円・最大で40万円の値引き相場と紹介しました。詳細が以下の表となります。
表1. グレード別の値引き相場(車両値引き+オプション値引き合計)
表2. グレード別の値引き相場(車両値引き/オプション値引き別)
一方、新型プリウスPHVは発売から1年が経過しましたが、車両値引きは平均15万円、最大20万円となっており新型プリウスの1年後の値引き額と比べても1/2~1/3程度の値引き額にとどまっています。しかし、車両値引きが20万円を超えたのが2017年9月のレポートからだったので2018年2月~3月の値引きに注目して今後の傾向を分析したいと思います。
新型プリウスPHVの購入お勧め時期はいつなのか?決算時期や年末ってお得なの?
決算時期や年末商戦などは値引き交渉しやすいと良く耳にするかと思います。そうなんです、値引き交渉しやすいだけなんです。知人のディーラーに聞いた話ですが、実際に決算時期だから値引き額が多く引き出せるかというとそうでもないようです。
メーカー間で競い合うために、普段よりも多めの値引き幅を営業も持っていますが、あくまでも決算時期で営業やディーラーは販売台数を多く稼ぎたいので、数を捌くために早い段階で値引きのカードを切ってくることが多いだけなんです。実際に年度末の3月に引き出したAさんの値引き額と同じ額を、翌月4月にBさんが交渉して引き出していたのだそうです。
よほどな交渉が苦手な方以外は、決算時期まで待つメリットは実はあまり無いのかもしれませんね。つまり、商談開始前にどれだけ下調べや事前準備を行うかで引き出せる値引き額も変わってくるという事です。
新型プリウスPHVは人気車種だけに納期も少し先に。いつ買うのがいいの?
現在の納期は通常納期「1,2か月後」です。ソーラーオプションをつけると+1か月~が目安のようです。発売から1年以上が経過し、値引き額も車両値引きで20万円を引き出すなど、ここからが値引き額の限界に近づいていくことが予想されます。そのため2018年2月~2018年3月の期末が買い時になると思います。
あとは手出しをいかに下げて購入するかが重要なポイントになりますが、これから紹介する秘訣を実行することで20~30万円程度の値引きが可能になります。
新型プリウスPHVは高い車なので、時間と手間をかけずに安く購入できる方法なのでぜひ参考にしてみてください。
新型プリウスPHVの購入に向けて
現在の値引き相場や目標額を理解したうえで、これから紹介するちょっとした工夫を行って、絶対に損をしないように気を付けてください。
値引き交渉で絶対にしてはいけないこと
一つだけ、ディーラーとの商談で確実に最大限の値引きを引き出すために絶対にしてはいけないことがあります。それは「下取りあり」で商談を進めることです。
これだけは絶対にしてはいけません。なぜなら
最近のディーラーは、値引きと下取りの上乗せを合算して、多く値引きしたように見せかける
手法をとってくるからです。
多くの人が騙されているこのやり口を回避して、最大限の値引きを引き出すやり方をこれから紹介していきます。ここまで見てくださった方々には、絶対損をしてほしくないので是非参考にしていただきたいと思います。
最近のディーラーの商談傾向と対策
最近はネットの普及に伴って、以下のような昔からある値引き手法が通用しづらくなっています。
・同クラスの車種比較
・同系列の他店舗による相見積
更に
最近のディーラーは、値引き額と下取り額の上乗せ分を合算し、購入者が自分の交渉で値引き額を多く引き出したと錯覚させる商談と営業トークを進めてきます。
車両とオプションの2つの値引き額に対して、あらかじめ安く設定された下取り価格を上乗せさせる形で全体の値引き額を丸め込んで値引き額を提示してきます。
「これ以上の値引きはもう限界ですよ。」なんて言いながら商談をまとめにかかってくるというわけです。
この話を知らないと大抵は騙されてしまうそうです。
ではどうすれば良いか?対策は以下の3つになります。
(1)商談時にディーラーを訪れた際に「下取りは無し」と伝える。今乗っている車はどうするのか聞かれたら、身内に譲ると伝えておけばOKです。
(2)現在乗っている愛車の最大買取価格を把握する。
(3)下取りなしで商談を進め、最終段階に入り、十分に車両値引きとオプション値引きを引き出したら、「譲渡する予定だった車が身内にいらないと言われたので下取りにしたい」と伝える。
営業に複数の買取業者から査定してもらった最高買取価格を提示して、「同じ金額で買い取ってもらえないか?」と伝えるとかなり高い確率で査定アップしてくれます。この段階で、下取り金額の問題さえ解決すれば新車に買い替えてもらえるお客さんになっているはずなので、営業も赤字覚悟で相談に乗ってくれるはずです。最後に愛車の最大買取価格を把握する方法を紹介します。
愛車の最大買取価格を一括査定して日給20万円
愛車の最大買取価格を把握する方法は、販売ルートの多い買取業者から一括査定を行って買取価格の見積もりを取ることです。
ちなみに私の場合、家の近所にマイナーな買取店が1店舗しかないので、一括査定サイトで複数社から査定を取って、一番査定額の高い金額を把握しました。CMや雑誌でよく見るGulliverやカーセブンなど合計10社から見積取得しました。
買取業者間でも価格はまちまちでしたが、入手した見積もりは、トヨタ公式ホームページの査定価格と比べて20万円以上も高く査定されました。
ディーラーの下取り価格もトヨタ公式ホームページの査定額とほぼ同額だったため、この最大買取価格を営業に伝えて査定額の20万円アップを達成しました。
手間なくスピーディーに最大買取価格を把握するには
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まだ売る気がなくても、とりあえず査定額がどれぐらいなのか知りたい場合にも、概算価格だけチェックするのもありです。手間なく無料なので気軽に利用してみてください。
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買取業者を選択して、メールのやり取りのみで買取価格を把握するには
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電話対応なしで、複数社からメールのみで買取金額を入手して一番高く買い取ってくれる業者を絞り込めるので凄く便利です。
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