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 2017年7月10日にフルモデルチェンジされた新型カムリは発売から1か月で月間目標販売台数(2,400台/月)の約5倍に相当する11,500台/月を売り上げた人気の車種です。今回で10代目となりますが、フルTNGAモデルとして見た目だけでなく機能も大幅に進化を遂げて生まれ変わりました。先代のイメージから永遠気味だった購買層も取り込みながらじわじわと販売台数を増やしてます。

そんな話題の新型カムリを購入者はいくらで入手しているのか気になったので調べました。
購入者のグレードやオプションを調査し、車両本体・オプション値引きの最新情報を詳しく紹介していきます。

 

目次

新型カムリのグレード別の装備・価格から見えたお薦めのグレードは?

グレードや機能、価格は分かるから最新の値引き相場やレポートを見たいという方はこちらからご覧ください。
新型カムリ(CAMRY)の最新の値引き相場や傾向推移をチェック!

まず、値引き相場や限界を把握するためにグレードと価格を紹介します。
新型カムリには以下の3つのグレードが展開されています。

 Xグレード:329万円
 Gグレード:349万円
 Gレザーパッケージ:419万円

そして各グレードの機能や装備に対する価格や特徴を引き続き見ていきます。

新型カムリのXグレードは装備の幅が狭いがお得な価格設定?

Xグレードは機能や装備に対して割安な価格設定ですが、以下の装備はオプションでも選べないのが特徴です。

・パノラマムーンルーフ(14万円)
・ブラインドスポットモニター(5.4万円)
・T-CONNECT SDナビ(33万円)
・アクセサリコンセント(4.3万円)
・カラーヘッドアップディスプレイ(4.3万円)

推奨はGグレード?装備の幅が広い1番人気はこれ!

次にGグレードはXグレードに対して、14万円~15万円程度の標準装備が増えますが価格は20万円と少し割高な印象です。しかし、17インチアルミホイールが標準装備となり、インテリアのインストルメントパネルやセンターコンソールがタイガーアイ調で高級感が増します。

更にXグレードでは選べないオプションが選択できるため装備や機能の幅が広がりますので価格面と合わせて見ても個人的にはGグレードがお薦めです。
※Xグレードの場合は、インストルメントパネルが寄木彫になります。

シートヒーターが欲しければ最上位のGレザーパッケージ一択。見た目は上質な高級セダン。

最後に最上位のGレザーパッケージですが、Gグレードと比べて70万円の価格差があります。シートが本革のレザー仕様に変わる点は当然のことながら、T-CONNECT SDナビ(33万円)やカラーヘッドアップディスプレイ(4.3万円)、Gレザーパッケージにしか搭載できない運転席と助手席のシートヒーターも標準装備されます。また18インチのアルミホイールも標準装備です。

コストパフォーマンスは高いのですが、価格は419万と高額になります。更に最低限のオプションを追加すると430~450万になるため、予算に余裕があれば選びたいグレードかと思います。やはり、Gグレードが一番の推奨グレードになりそうです。ディーラーの情報によると、実際に売れているグレードもGグレードの割合が高いようです。

グレードの特徴や価格について紹介しましたが、ここからは購入者がどんなグレードやオプションを選択して、どのくらいの値引き交渉で入手したのか詳しく見ていきます。

 

新型カムリ(CAMRY)の値引き相場(車両/オプション)と目標金額は?

まずはじめに値引きには大きく2つの値引きがあります。それは車両価格の値引きとオプションの値引きです。

一般的な限界ラインは10%~30%と言われています。
大体、車両価格の10%~20%程度の値引きを目標にするのが一般的と言われています。

これらを踏まえて、新型カムリ(CAMRY)の値引き相場や目標金額の設定方法を調査しました。

 

新型カムリ(CAMRY)の最新の値引き相場や傾向推移をチェック!

新型カムリの最新の値引き相場の推移をまとめました。フルモデルチェンジから本体オプション合わせて約30万の値引きを引き出せていることがポイントです。発売開始から車両本体、オプション共に高い値引き額を引き出せているのが分かると思います。

トヨタは何としても売り出したいのでしょう。発売開始から間もないのですが、最新の値引き額を見ると今から3月の決算時期にかけて買い時となりそうです。

 

更に新型カムリ(CAMRY)がフルモデルチェンジしてからの値引き額の推移を表形式にまとめました。こちらをご覧ください。
フルモデルチェンジから半年以上を経過して販売台数も少し落ち着いてきたこともあり、年度末の決算時期に向けて値引き額が広がっていることが分かります。だいぶ値引き額のピークに近づいているように思います。これから購入を考えている方はここからが買い時になるかと思います。

車両本体値引き オプション値引き
2018/02 27.5 12
2018/01 20 11
2017/12 20 12
2017/11 17 10
2017/10 15 8
2017/9 15 5
2017/8 5 20
2017/7 17.5 7.5

先代のフルモデルチェンジが2011年9月5日でした。約半年が経過してだいぶ値引き額も上昇しているのが分かるかと思います。今回のフルモデルチェンジは見た目も機能も大幅な進化を遂げていますが、先代の推移は新型カムリ(CAMRY)でも同じ波形を描くことになると予想します。

今回の新型カムリは様々な機能や性能が向上しているので、モデルチェンジ末期の値引き額45万円というのは少し現実的ではないかもしれません。
しかしフルモデルチェンジから半年で車両値引きは約40万円まで値引き額が引き出せる状況となっており、2018年2月,3月はライバル車の状況を見ても買い時なのかもしれません。

 

新型カムリ(CAMRY)の値引きは車両・オプション合わせて40~45万円まで引き出せる!?[2018年2月最新版]

toyoya販売店の営業情報によると、一般的な新型発売時は車両本体価格から10万円、オプションから5万円の値引き額相場だそうです。

そこから店舗の所属長の判断で今日中の契約なら更に5万円の値引きだとか、ドライブレコーダーをサービスするなど調整が入るようです。

一方で、最新の雑誌情報を見ると以下の値引き目標が書かれていました。

カムリの目標値引きは25万から30万円
クラウンの目標値引きは30万から40万円

 

それでは最新の新型カムリ(CAMRY)の値引き情報はどうなっているのでしょうか。
結果はこちらです。

2018年2月の最新の値引き額(平均)は、
車両本体が27.5万円、オプション値引きが12万円となります。

2月,3月であればオプションを更に+5万は目標に頑張りたいところです。

 

新型カムリ(CAMRY)購入者のグレードやオプション値引きの内訳をチェック!値引きレポートから徹底調査!

それでは最新の値引きレポートの中でも特に参考にできそうな代表的なレポートをいくつかピックアップし、購入グレードや選択オプションと合わせて、それぞれどれだけの値引きに成功したのか紹介していきます。かなり限界近くまで値引き額を引き出しているのが分かるかと思います。この状況を見ると今が買い時でチャンスだと思います。

①Xグレードを購入したAさんの購入例(本体車両値引き:30万、オプション値引き:8万)

購入車種 カムリ ハイブリッド 2017年モデル
グレード Xグレード
購入時期 2018年1月
車両本体価格 329万円
車両本体値引き額 30万円
車両本体値引き率 9.1%
オプション総額(*1) 292,572円
オプション値引き額 84,803円
オプション値引き率 28.9%

(*1)オプション総額の内訳と値引き

カテゴリ オプション品名 価格(税込)
内装 FA20 ファブリック/ブラック(標準)
タイヤ 205/65R16 スチール(標準)
オプション TCナビ NSZT-W66T 182,304円
ETC2.0ユニット TCナビ用 43,768円(△43,768)
ETCセットアップ 2,700円(△2,700)
フロアマットラグジュアリー 38,340円(△38,340)
バックガイドモニターTCナビ7インチ 26,460円

 

②Gグレードを購入したBさんの購入例(本体車両値引き:25万、オプション値引き:10万)

購入車種 カムリ ハイブリッド 2017年モデル
グレード Gグレード
購入時期 2017年12月
車両本体価格 349万円
車両本体値引き額 25万円
車両本体値引き率 7.6%
オプション総額(*1) 477,792円
オプション値引き額 100,000円
オプション値引き率 20.9%

(*1)オプション総額の内訳と値引き

カテゴリ オプション品名 価格(税込)
内装 FA20 ファブリック/ブラック(標準)
タイヤ 205/65R16 スチール(標準)
オプション ブラインドスポットモニター 54,000円
TCSDナビ 6スピーカー 334,800円
ETC2.0ユニット ナビFK MOP用 47,952円
ETCセットアップ 2,700円
フロアマットラグジュアリー 38,340円

 

③Gレザーパッケージを購入したCさんの購入例(本体車両値引き:35万、オプション値引き:5万)

購入車種 カムリ ハイブリッド 2017年モデル
グレード Gレザーパッケージ
購入時期 2018年2月
車両本体価格 419万円
車両本体値引き額 35万円
車両本体値引き率 8.3%
オプション総額(*1) 196,020円
オプション値引き額 50,000円
オプション値引き率 25.5%

(*1)オプション総額の内訳と値引き

カテゴリ オプション品名 価格(税込)
内装 本革/ブラック(標準)
ナビ TCSDナビ 6スピーカー(標準)
タイヤ 235/45R18タイヤ&18×8Jアルミホイール
(切削光輝+シルバー塗装/センターオーナメント付)(標準)
オプション ブラインドスポットモニター+リアクロストラフィックアラート+リアクロストラフィックオートブレーキ 92,880円
寒冷地仕様 21,600円
アクセサリーコンセント(AC100V/1,500W) 43,200円
フロアマットラグジュアリー 38,340円

値引きレポートを見ると、車両値引きで35万や40万の値引きを引き出していることが分かりました。オプション値引き率もそれなりに引き出すことができています。2月や3月はもう一声で更にオプション値引きを5万円引き出すことができれば十分な合格点ではないでしょうか。

 

新型カムリ(CAMRY)購入時には営業マンに騙されるな!値引き交渉でやってはいけないこととは。

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商談で確実に最大限の値引きを引き出すために一つだけ絶対にやってはいけないことがあります。これをやってしまうと営業マンに確実に騙されて20~30万円は損してしまいます。知らないと騙されていることにも気づけません。騙されて損をしないためにも、知識として身につけてください。

最近のディーラーの商談傾向と対策

damasareruna
ライバル車であるクラウンやマツダ アテンザ(ATENZA)、ホンダ アコードハイブリッドなどとの比較や同系列の他店舗との見積もりは常套手段ですが、最近はネットの普及に伴って、以下のような昔からある値引き手法が通用しづらくなっています。

・同クラスの車種比較
・同系列の他店舗による相見積

もちろんやって効果がないわけではありませんが、結局限界はあるという事です。
新型カムリ(CAMRY)は販売チャネルも3つに増えていますので、トヨタ同士の相見積が有効であることは間違いありませんので確実に実行しましよう。

ただせっかく相見積やライバル車との競合で限界まで値引きを引き出せたとしても、ここに気を付けないといけないポイントが潜んでいます。

最近のディーラーは、値引き額と下取り額の上乗せ分を合算し、購入者が自分の交渉で値引き額を多く引き出したと錯覚させる商談と営業トークを進めてきます。

車両とオプションの2つの値引き額に対して、あらかじめ安く設定された下取り価格を上乗せさせる形で全体の値引き額を丸め込んで値引き額を提示してきます。

「これ以上の値引きはもう限界ですよ。」なんて言いながら商談をまとめにかかってくるというわけです。
この話を知らないと大抵は騙されてしまうそうです。

ではどうすれば良いか?
対策は以下の3つになります。

(1)商談時にディーラーを訪れた際に「下取りは無し」と伝える。今乗っている車はどうするのか聞かれたら、身内に譲ると伝えておけばOKです。

(2)現在乗っている愛車の最大買取価格を把握する。

(3)下取りなしで商談を進め、最終段階に入り、十分に車両値引きとオプション値引きを引き出したら、「譲渡する予定だった車が身内にいらないと言われたので下取りにしたい」と伝える。


営業に複数の買取業者から査定してもらった最高買取価格を提示して、「同じ金額で買い取ってもらえないか?」と伝える
とかなり高い確率で査定アップしてくれます。

この段階で、下取り金額の問題さえ解決すれば新車に買い替えてもらえるお客さんになっているはずなので、営業も赤字覚悟で相談に乗ってくれるはずです。

最後に愛車の最大買取価格を把握する方法を紹介します。簡単で無料なのでまだやったことがない人は損をしないために確認してみてください。

愛車の最大買取価格を一括査定して日給20万円!?

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