Reading Time: 3 minutes

prius_option_topトヨタのアクアや新型シエンタにはたくさんのメーカーオプションが用意されていましたが、今回のプリウスにはあまり多くのメーカーオプションが用意されていません。まずオプションには何があって、どれが必要なのか吟味したいと思います。また最近の新型プリウス購入者の値引き情報を価格comで見ると、車両本体の値引きは良くても5万から10万というところですが、オプション値引きについては最大で25万円も値引きに成功した購入者もいるようです。
そこでどうやってオプション値引きを引き出していったのか合わせて掘り下げていきたいと思います。

目次

新型プリウスのオプションは何があるの?

prius_what_option6オプションと一言で言っても数多くあります。その中でも重要で日々のカーライフで考えないといけない範囲のオプションを中心に以下の3つのカテゴリに分けて紹介していきます。

(1)カーナビ・オーディオ

(2)操作性・快適性

(3)ボディーカラー

ここでは主に(1)カーナビ・オーディオをレポートします。新型プリウスのナビにはどんな機能があって、何を選ぶのが良いのか掘り下げていきます。今回の新型プリウスにはメーカーオプションナビがありませんので、後悔しないためにもじっくり考える必要があります。

(2)操作性・快適性では、主に安全装置(トヨタセーフティセンスP)の機能別の必要性や、グレード別の内装や足回り・収納について紹介していますのでご覧ください。納得した価格のグレードを選択して、後悔しない新型プリウスの購入を検討してみてください。
損をしない新型プリウスの価格とグレードを考える

(3)ボディーカラーでは、新型プリウスにはどんな色があって、悩んだ時にどの色を選ぶのが良いかをこちらで詳しく紹介しています。
新型プリウスの色選びに悩んだ時の解決法公開

また、購入者の評価や口コミから新型プリウスの実力をこちらで詳しく紹介しています。実際に購入された方々はどういう点を注意して、その結果感じているのか知ることができます。カタログや試乗では分からない生の声を公開しています。参考にしてみてください。
【必読】新型プリウス購入者の評価・評判・口コミから迫る真の姿とは?

2016年10月26日に発売される新型プリウスPHVには、11.6インチ T-Connect SDナビゲーションシステムが搭載されます。「スペック」や「価格」や「初期費や維持費」から、新型プリウスPHVは買いなのか掘り下げてますので参考にしてください。
買い時判明!新型プリウスPHVの価格と発売日の情報

 

さっそく、新型プリウスのカーナビ・オーディオには何があるの?

prius_navi_topまず新型プリウスで売りにしているのがプリウス専用T-Connectナビ(9インチモデル)です。驚異の9型大画面が迫力の映像と圧倒的な見易さと使いやすさを実現しています。

以下の標準機能を搭載しています。
・ナビドライブ/microSD 16GB
・9型VGAディスプレイ
・Wi-Fi接続対応
・車両通信接続対応
・SD再生(音楽/動画)
・SD録音(音楽CDをSDに録音)

T-Connectナビってそもそも何?

T_Connect_navi
T-Connectナビとは、トヨタスマートセンターと通信でつながることで、ドライバーと対話するエージェントが安心・安全・快適・便利なサービスを提供する機能です。
T-Connectナビの通信イメージはスマホやWi-Fi通信機、専用の通信機(DCM)などを利用して通信を行います。

T-Connectナビの種類と違いは何?

tenbin_net_price4T-ConnectナビとT-ConnectナビDCMパッケージの2種類があります。

(1)T-Connectナビ→241,380円

(2)T-ConnectナビDCMパッケージ→299,700円

※7インチの場合は、
T-Connectナビ→176,580円
T-ConnectナビDCMパッケージ→221,940円

(1)は基本利用料はかかりません。但しスマートフォン向けのナビゲーション使用の場合、2,500円/年の使用料が発生。また発生する通信料は利用者負担。
(2)の基本利用料は初年度は無料、2年目以降12、960円/年の費用が発生。発生する通信料は基本利用料に含まれるため利用者負担なし。

正直、スマホのテザリングを使っても 速度も安定性も遜色ないのですがマイカーSecurityという強力なサービスが利用できるため個人的にはT-ConnectナビDCMパッケージをお勧めします。

愛車を守るマイカーSecurity

マイカーSecurityがどんなサービスなのか簡単に紹介します。
車の盗難やいたずらが発生した場合に、オートアラームが発生し、持ち主の携帯にメール・電話が即時連携されます。また要請に応じてオペレータが車両位置を確認し、要請に基づき警備員を派遣することが可能になります。
その他、エンジン始動機能やカーファインダー機能、ドアロックやハザードランプの消し忘れをリモート確認・操作する機能など強力なサポート機能を持っているので大切な愛車を守るためにはあったほうがいい機能だと思います。

マイカーSecurityの詳細はこちらに公開されている情報をご覧ください。
マイカーSecurityの詳細

学習し続ける音声認識システム

エージェント機能には音声対話サービスと先読み情報案内サービスがあります。目的地検索や行先を予測したお役立ち情報を教えてくれる機能です。スイッチ長押し(約2秒)で簡単に呼び出し可能。内蔵マイクと比べて音声認識の精度が向上しています。
onsei_ninshiki

今までの音声認識システムを搭載したナビでは、なかなか正しく音声認識してくれなくてイライラしたこともありました。T-Connectナビは音声認識の精度向上と合わせ、エージェントでうまく認識できなかった言葉を解析・学習することで、音声認識システムが進化していきます。

とはいえ、音声認識も100点は取れません。
期待した回答が得られなかったり、言葉がうまく認識されない場合は「オペレータ」と発声すると、有人オペレーターに接続され、

これまでのエージェントとのやりとりをオペレータが引き継いで対応してくれます。

また、ネットワーク接続されるので、日々更新される新鮮で膨大なデータから欲しい情報を見つけることができるのもよいです。因みにオペレータサービスは24時間365日サポートしてくれます。

見やすいカラーディスプレイと近未来的デザインが好印象

navi_info
ナビ情報をマルチインフォメーションディスプレイやカラーヘッドに表示します。ナビと連携して、マルチインフォメーションディスプレイ内に方位計や交差点案内が表示されます。また、カラーヘッドアップディスプレイ装着車に、ナビ情報などがヘッドアップディスプレイ表示されます。

社外ナビを新型プリウスに装備しても、ヘッドアップディスプレイは使う事が可能ですが、右折する道など目的地への道順表示は社外ナビではできません。視線のカンタンな上下移動だけでヘッドアップディスプレイの表示項目をカンタンに確認できるのと、カラー表示で見やすくなり、価格は少し高いのですがあると便利な機能です。

渋滞を考慮したルート案内

マップオンデマンドによる新しい道路情報を自動更新したり、渋滞を考慮した最適なルート案内もやってくれます。万一の事故や急病時には緊急車両を手配してくれるなど、オンラインケアが充実しているのも売りのようです。

ただ個人的には今までの渋滞ナビとあまり変わらないというイメージです。渋滞に嵌るときは嵌っています。あまり回避できたと感じるシーンがないのが正直なところです。道次第なんだと思います。

スマホとの連携

T-Connectスマホアプリを導入することで、エージェントなどT-Connectサービスがスマホで利用可能になります。
アプリで計画したドライブをカーナビと共有することが可能になり、家でもどこでも事前に設定した目的地をナビで呼び出せば、スムーズな出発ができます。またナビの到着地から歩いて目的地に向かう際に、ナビの情報をスマホが引き継いで徒歩の道案内をしてくれます。
燃費や走行距離、運転時間、平均速度など、愛車から送られてくる最新情報を確認できるのも魅力です。

T-Connectナビと組み合わせる推奨オプションはあるか?

prius_backview_monitorT-Connectナビにお勧めのオプションをつけてさらに快適になります。オプションは広角と直下を映す視点切り替えができるマルチビューバックガイドモニタ(28,080円)とVICS光ビーコン搭載で、一般道の渋滞をキャッチできるITSスポット対応DSRCユニット(32,724円)となっています。バックガイドモニタはあった方が良いと思っていますが、ITSは・・・う~ん、なくてもいいですかね。普段走る道がどうかで判断が分かれるところだと思います。

T-Connect以外のナビは何があるの?

スタンダードナビは152,280円です。エントリーナビは98,280円となります。
スタンダードナビは地デジ、DVD、SD、CDの再生が可能でナビドライブSDは16GBあります。対して、エントリーナビはCD、SDや端子による機器接続が中心です。またナビドライブSDは8GBとなります。

先進安全機能であるトヨタセーフティセンスP

prius_safety_topトヨタセーフティセンスPとはトヨタの最新の安全装備システムです。新型プリウスのAグレード以上では、トヨタセーフティセンスPは標準装備されていますが、Sグレードではメーカーオプションとして装備する事が可能です。価格は86,400円となっています。
良くCMで見たことがあるかと思いますが、さすがトヨタです。個人的には必須オプションだと思っています。
トヨタセーフティセンスPに関する詳しい紹介はこちらをご覧ください。
損をしない新型プリウスの価格とグレードを考える

ITSコネクト(路車間・車車間通信システム)

ITS2
ITS Connectは、センサーでは捉えきれない車や人の存在、信号情報を、道路とクルマ、或いは車同士が直接通信してドライバーに知らせることで安全運転を支援するシステムです。価格は27,000円です。

結局、新型プリウスにはどのナビがいいのか?

prius_what_option昔のディーラーオプションのナビについていたのがGBOOKでした。地図、ニュース、天気、交通情報、ゲームなどのコンテンツの中からお好みのコンテンツを選んで自分だけのメニューを作成するというものです。ほとんどの人がこの機能は途中から使わなくなったと思います。
しかし今回のT-Connectはトヨタスマートセンターと通信でつなげることでコンテンツの考え方からサービスに格上げされています。音声認識機能やコンテンツだけであれば魅力は少ないかもしれませんがトヨタスマートセンターのサービスは購入するだけの価値はあると思います。
なので第一にはT-Connectの選択をお勧めします。

ただ、費用の面で少しでも安くしたいという場合は、スタンダードナビやエントリーナビよりも安くて高機能な社外ナビをお勧めします。
T-Connectなしのディーラーオプションでスタンダードナビ、エントリーナビもありますが10万以上するのであまりお勧めできないです。では何がお得なのか。私は社外ナビであれば、アルパインのビッグXシリーズをお勧めします。アルパインのビッグXであれば20万払えばお釣りが来ますし、社外ナビの最新なので機能面も充実しているからです。
新型プリウスに社外ナビを取り付けることを考えている方は、こちらも参考にしてみてください。
新型プリウスにつけるべき社外ナビと機能・価格の真相公開!

新型プリウスの購入に向けて

新型プリウスに必要なオプションは見えてきましたでしょうか。新型プリウスの本体やオプションを安く購入する方法を紹介しますので参考にしてみてください。

本体値引き15万円、オプション値引き25万円!?

prius_price_down2価格comの購入者レビューを見ると、オプションやナビ、下取り車など、かなり強気の交渉がし易い環境であると投稿されています。販売開始時の値引きが期待できない頃とは違ってきています。これから新型プリウスを購入する場合には、ディーラーとの値引き交渉をしっかり行っていく必要がありそうです。
Aプレミアム購入者の価格comレビューはこちら

値引き交渉で絶対にしてはいけないこと

一つだけ、ディーラーとの商談で確実に最大限の値引きを引き出すために絶対にしてはいけないことがあります。それは「下取りあり」で商談を進めることです。

これだけは絶対にしてはいけません。なぜなら

最近のディーラーは、値引きと下取りの上乗せを合算して、多く値引きしたように見せかける

手法をとってくるからです。

多くの人が騙されているこのやり口を回避して、最大限の値引きを引き出すやり方をこれから紹介していきます。ここまで見てくださった方々には、絶対損をしてほしくないので是非参考にしていただきたいと思います。

新型プリウスの値引き相場を把握する

口コミサイトで2015年12月から2016年6月までに購入された70名の方を対象に、新型プリウスの値引き相場を調べてみました。車両とオプションの合計値引き金額を集計したところ、平均15.7万円・最大で40万円の値引き相場となっているようです。

詳細は以下の表でグレード別の内訳や車両/オプション値引きの内訳をまとめています。

表1. グレード別の値引き相場(車両値引き+オプション値引き合計)
prius_nebiki_s1

表2. グレード別の値引き相場(車両値引き/オプション値引き別)
prius_nebiki_s2

新型プリウスの値引き限界ラインは?

まず値引きには、車両価格の値引きとオプションの値引きの2つがあります。
一般的にはどちらも10~30%が限界ラインであり、車両価格の10~20%の値引きが目標ラインと言われています。
新型プリウスもフルモデルチェンジから一定の期間が経ち、車両本体価格やオプションの値引きについて、かなり強気の値引き交渉がし易い環境になっています。
新型プリウスの口コミサイトの値引き傾向からみて、車両価格の10%~15%の値引きを目標にするのが良さそうです。

最近のディーラーの商談傾向と対策

damasareruna
最近はネットの普及に伴って、以下のような昔からある値引き手法が通用しづらくなっています。

・同クラスの車種比較
・同系列の他店舗による相見積

更に

最近のディーラーは、値引き額と下取り額の上乗せ分を合算し、購入者が自分の交渉で値引き額を多く引き出したと錯覚させる商談と営業トークを進めてきます。

車両とオプションの2つの値引き額に対して、あらかじめ安く設定された下取り価格を上乗せさせる形で全体の値引き額を丸め込んで値引き額を提示してきます。

「これ以上の値引きはもう限界ですよ。」なんて言いながら商談をまとめにかかってくるというわけです。
この話を知らないと大抵は騙されてしまうそうです。
prius_damasareruna

ではどうすれば良いか?
対策は以下の3つになります。

(1)商談時にディーラーを訪れた際に「下取りは無し」と伝える。今乗っている車はどうするのか聞かれたら、身内に譲ると伝えておけばOKです。

(2)現在乗っている愛車の最大買取価格を把握する。

(3)下取りなしで商談を進め、最終段階に入り、十分に車両値引きとオプション値引きを引き出したら、「譲渡する予定だった車が身内にいらないと言われたので下取りにしたい」と伝える。

営業に複数の買取業者から査定してもらった最高買取価格を提示して、「同じ金額で買い取ってもらえないか?」と伝えるとかなり高い確率で査定アップしてくれます。

この段階で、下取り金額の問題さえ解決すれば新車に買い替えてもらえるお客さんになっているはずなので、営業も赤字覚悟で相談に乗ってくれるはずです。

最後に愛車の最大買取価格を把握する方法を紹介します。

愛車の最大買取価格を一括査定して日給20万円

moukeru2愛車の最大買取価格を把握する方法は、販売ルートの多い買取業者から一括査定を行って買取価格の見積もりを取ることです。
ちなみに私の場合、家の近所にマイナーな買取店が1店舗しかないので、一括査定サイトで複数社から査定を取って、一番査定額の高い金額を把握しました。CMや雑誌でよく見るGulliverやカーセブンなど合計10社から見積取得しました。

買取業者間でも価格はまちまちでしたが、入手した見積もりは、トヨタ公式ホームページの査定価格と比べて20万円以上も高く査定されました。
kantansatei-gaisan

ディーラーの下取り価格もトヨタ公式ホームページの査定額とほぼ同額だったため、この最大買取価格を営業に伝えて査定額の20万円アップを達成しました。

手間なくスピーディーに最大買取価格を把握するには

一括査定を依頼しても普通のサイトだと査定まで数日かかりますが、「かんたん車査定ガイド」は必要事項を入力後、すぐに概算価格を画面で確認できます。メーカー、車種、年式、走行など1,2分で必要項目を入力し、無料で概算価格が取得できるので経済的にも時間効率的にも助かりました。
まだ売る気がなくても、とりあえず査定額がどれぐらいなのか知りたい場合にも、概算価格だけチェックするのもありです。手間なく無料なので気軽に利用してみてください。

▼▼かんたん査定ガイドの公式ページはこちら

oukan_NO1かんたん車査定ガイド
利用者の数は160万人を超える安心と実績のサイトです。無料で簡単に買取査定の最高額が分かります。かんたん車査定ガイド(無料) 公式ページはこちら

 

買取業者を選択して、メールのやり取りのみで買取価格を把握するには

最近よくCMで見かける株式会社リクルートが運営する「カーセンサー.net」もお勧めです。利用者数は約390万人を突破し、加盟している買取業者はCMや雑誌で見かけるメジャー所が多く登録されているので安心して査定依頼ができます。

一番のお勧めは、連絡希望時間帯の入力欄に「e-mailで連絡希望」と記入するだけで、買取業者との電話のやり取り無しで、メールにて買取金額の概算見積が入手できる事です。
電話対応なしで、複数社からメールのみで買取金額を入手して一番高く買い取ってくれる業者を絞り込めるので凄く便利です。

平日に査定依頼をオンラインから入力しても、メールのやり取りなので、当日や翌日の仕事に全く影響しないで気軽に利用できます。また査定依頼を行う際に曜日や時間帯を気にする必要もなくなります。これはとても大きいです。

更に査定依頼時に嫌な買取業者は避けて、自分で買取業者を指定できるのも他にはないメリットです。

・仕事中に電話してほしくない。やり取りはメールだけで完結させたい。

・週末の商談に向けて、平日のうちに見積を取っておきたいが、仕事中に業者からの電話は出れない。

・買取業者との電話のやり取りがメンドクサイ

そんな方には、「カーセンサー.net」がお勧めです。
「かんたん車査定ガイド」と比べると若干入力項目は多いのですが、90秒程度で完了できるのでそれほど手間もかからない無料査定のサイトです。リクルートが運営というのも安心材料です。

▼▼カーセンサー.net簡単ネット査定の公式ページはこちら

カーセンサー.net
利用者の数は390万人を超え、リクルートが運営する安心の無料買取査定サイトです。買取業者との電話連絡なしで、メールのみで簡単に買取査定の最高額が分かります。査定依頼に曜日を選ばず、手軽に使いやすいのが特徴です。カーセンサー.net簡単ネット査定

 

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です