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8年ぶりにフルモデルチェンジされた新型フリードは先行受注台数が1万3千台を超え、販売好調なトヨタ車を脅かすHONDAの期待の車として展開されています。
事前の口コミ評価では旧型の安っぽい内装イメージやフルモデルチェンジによる新鮮味が感じられないという理由から前評判はイマイチでした。
ところが発売開始から購入者や試乗者の口コミを見ると販売台数が好調な理由が色々書き込まれています。
そこで好調な新型フリードの満足度をエクステリア、インテリア、エンジン性能、走行性能、乗り心地、燃費、価格、総評の各観点で良いところも悪いところも丸裸にし、新型フリードの実力に迫っていきます。
新型フリードってどんな車?評価は実際どうなの?
2016年に発売された新型フリードについて、15名の口コミ・評価を集計した際の評価は以下のようになりました。
燃費性能はサンプル数が少ないのですが、価格を除いては70点~80点以上の高得点をマークしています。
特に旧型で不評だったインテリアは70点以上をマークしてかなり改善されているようです。また静粛性や乗り心地、燃費も80点以上をマークし、旧型からの進化が点数から見て取れます。
(1)エクステリア 78点
(2)インテリア 74点
(3)エンジン性能 82点
(4)走行性能 82点
(5)乗り心地 82点
(6)燃費 86点
(7)価格 58点
百聞は一見にしかずともいいますが、口コミに勝るものはないというのも事実です。
良い意見ばかり聞いてもだめで、ダメなところもしっかり理解して自分に合った車なのか見極めていくことが重要です。
ここから各カテゴリの口コミを良い意見と悪い意見に分けて紹介していきます。
新型フリードのエクステリアは長く飽きずに乗り続けられる!?
総じて言えるのは万人受けが良く、長く飽きずに乗れるといったところです。
フィットやステップワゴンのフロントマスクによく似ていると言われますが、エクステリアの評価はこのようになっています。
[エクステリア]新型フリードの満足度の高い口コミ・評価は?
SIMPLE IS BEST、飽きないデザインといった口コミや評価が多い印象です。
旧型のオーナーや奇抜なデザインの新型シエンタが苦手なユーザからは、いい意味でキープコンセプトが受けています。
・万人受けするデザイン
・新型シエンタの奇抜さとは正反対のシンプルなデザイン
・長く飽きずに乗れるデザイン。旧型よりリアが良くなり嬉しい。
・塊感があり、シャープな印象。もっさりした感じはない。
・カタログで見るよりもスマート。
・旧型は包丁でスパッと切ったようなリア形状。新型フリードはリアのガラスが前に傾斜している。
エクステリアのイメージはボディーカラーだけで全く変わってきます。
そこで現行フリードの色別の売上ランキングと比較しながら、新型フリードの人気色ランキングを公開しています。詳しくはこちらをご覧ください。
フルモデルチェンジした新型フリードの人気色ランキング公開
[エクステリア]新型フリードの満足度の低い口コミ・評価は?
キープコンセプトで好評な口コミに反して、新鮮味が感じられないとかフルモデルチェンジのワクワク感が損なわれたといった辛口の評価も見られます。
8年ぶりのフルモデルチェンジの期待感や新型シエンタのインパクトとの比較でこのような評価になっているようですね。
・新型フリードはとにかくものすごく無難。「フィットとステップワゴンを足して2で割った」というイメージ。
・ザ・ファミリーカーという感じ。よくまとまっているが、華やかさや所有する喜びは少ないように感じる。
・マイナーチェンジレベルのデザイン変更とも思えるくらいの違いなので、新型ならではのワクワク感が感じられない。
・『ステップワゴン』や『フィット』のイメージが強く、新型感があまり感じられない。
・エアログレードが設定されていないのが寂しい。
新型フリードの売りは車内空間のアレンジ
新型フリードは、車中泊やシートアレンジなどの車内空間が充実しています。
アレンジやオプションによって多様な車内空間を演出できるため、様々な観点の口コミや評価が集まっています。
新型フリードの実力を見るにはインテリアの評価は重要になってきます。では早速見ていきたいと思います。
[インテリア]新型フリードの満足度の高い口コミ・評価は?
インテリアの評価としては、「質感」、「広さ」、「座り心地」、「運転席」、「ナビ」、「その他」のカテゴリ毎に口コミをまとめてみました。
ここでも新型シエンタとの比較評価が目立っています。質感や広さ、使い勝手など全般的に新型フリードに軍配が上がっているという印象となっています。
[インテリア]新型フリードの満足度の低い口コミ・評価は?
インテリアで満足度の高い口コミ・評価と同じカテゴリ訳でまとめました。
旧型から質感や運転席周りも改善されていますが、まだまだ満足していないコメントもあったので紹介します。
特に質感は人によってとらえ方は分かれますが、まだ少し改善の余地はあるのかもしれません。この辺はちょっとしたオプションやカスタマイズで十分カバーできる範囲ではないかと思います。
数あるオプションの中から、新型フリードを充実させる必須オプションを選ぶ必要があります。詳しくはこちらで紹介しています。
新型フリードとフリード+の魅力を最大限に引き出す必須オプションとは
ライバル車を超えた!?新型フリードは静粛性も優れている
新型フリードのエンジン性能の口コミや評価についても、新型シエンタと比較したコメントが散見されます。
ストレスフリーで静粛性の高い評価が目立ちます。何よりもECOモードで新型シエンタよりも走りつつ、エンジン音も静かというコメントがHONDAのこだわりを感じるところです。
新型シエンタの牙城を崩せるのはやはり新型フリードになりそうです。
[エンジン性能]新型フリードの満足度の高い口コミ・評価は?
エンジン性能の満足度の高い口コミ・評価を見てみると、エンジン音が静かでストレスなく運転できるという意見が多いです。
HVの4WDがあるという点で、既に新型シエンタとのアドバンテージは確保しています。
更にブレーキ時のストレスや静粛性でも新型シエンタを上回る口コミ・評価が見られ、旧型と比べて改善されていることが良くわかる結果になっています。
・トルクが低回転からもりもり出てくる。強く踏まなければいけないという印象はない。心地よいとまではいかないが、エンジン音が静かでよい。
・ハイブリッド車はさらにパワフルだが、市街地や平坦路で乗る限りガソリン車でも十分。
・多少燃費が劣ってもストレスなく運転できる。ECOモードでもシエンタより走るし、エンジン音も静か。
・1300キロの車重だから、パワフルさはないけど、坂道もちゃんと登る。これはシエンタとの明確なアドバンテージ。
[エンジン性能]新型フリードの満足度の低い口コミ・評価は?
一方で、新型フリードのパワフルさを実感できないという口コミも寄せられています。
重量もあり、上り坂や多人数乗車でパワー不足を感じるシーンもあるようです。
今後のターボエンジンによる更なる進化に期待したいと思います。
・登り坂で少しパワー不足を感じる。高速の登坂車線では多人数でエアコンオンだとかなり苦しい。
・燃費重視でパワーを押さえたセッティングにするとこの車重には物足りないことを実感する。
ハンドル操作性や小回りが大幅に改善!?走行性能の評価が気になる
走行性能についても、満足度の低い口コミや評価は少なく、満足のいく性能が確保できているといった評価が占めています。
ハンドルの操作性や小回りに関する口コミが目立った結果です。コンパクトミニバンならではのメリットを感じさせるものになっています。
[走行性能]新型フリードの満足度の高い口コミ・評価は?
運転時のハンドル操作性向上や小回りに関するコメントがいくつかありました。
またアイドリングストップからのエンジン再スタートがうるさくなくてよいというコメントもあります。
走行性能が改善され、長時間運転でも疲れにくいというのが、普段使いで車をよく使う方は重要なポイントになりますね。
・かっちり走るというホンダのイメージがかなり体現されている。曲がる止まる走るという基本をしっかり押さえている。
・ハンドル操作が旧型より確実に良くなっている。ハンドルを切るときびきびと曲がり思った通りに曲がれる。また静かでハンドル操作し易く、段差・カーブ共スムーズ。
・ハンドルの初期反応がよくなった。挙動の変化は穏やかで曲げることより後輪の安定を狙ったセッティングになっており、背が高い割りに挙動に安心感がある。
・静粛性が高いと感じた。車体の剛性感・軽快感が旧型に比べて大幅向上し、ミニバンとしては運転しやすくフィーリングが良い。
・アイドリングストップ機能のON/OFFが可能であり、アイドリングストップからのエンジン再スタートも悪くない。
・どっしり感があって直進性はいい。100㎞オーバーでもふらつくことなく安定感がある。高速で長距離走っても疲れが少なく安心感を持って運転可能。
[走行性能]新型フリードの満足度の低い口コミ・評価は?
唯一あった辛口コメントを紹介します。これ以外に走行性能で満足度の低い評価コメントは見つかりませんでした。
ハンドルの遊びが少ないのはその通りですが、比べる対象がフィットの安定感との比較となるとあまり参考にならないかもしれません。
それほど走行性能については文句のない出来であることが裏付けられているのかもしれません。
・ハンドルの遊びが少なめで、減点とまではいかないが、フィットに比べるとコーナーでの安定感が劣る。
こだわりの車内空間は、乗り心地も最高!?
内装にこだわった新型フリードですが、最大のライバル車である新型シエンタと比べても格段に乗り心地が優れているようです。
足回りや遮音性、ロードノイズなど新型シエンタと比べてどこが優れているのか気になりますよね。
また車内空間のアレンジで好みの空間に変貌する新型フリードですが、標準での実際の車内の乗り心地も気になるところです。
それでは具体的にどういった乗り心地の良さを感じているのか詳しく見ていきます。
[乗り心地]新型フリードの満足度の高い口コミ・評価は?
旧型との比較で作りも大幅に改善され、ロードノイズの低減や遮音性が優れているため乗っていてストレスなく快適な乗り心地が味わえるようです。
また車内空間も足元の広さやスライド幅の広さなど乗ってみないと感じられない貴重な口コミが見られます。
それでは実際の口コミや評価を見てみましょう。
・フリードは先代比較でシートの造りがかなり良くなっている。新型シエンタと比べても、2列目のスライド量が大きく、足元も広く取れる。何より3列目の乗り心地が段違いに良い。
・小さい段差もうまく吸収してくれてゴツゴツ感はない。腰高感はあるが、カーブでの旋・回性も良くロールも抑えられている。遮音性も秀逸。
・とにかく静か。剛性感もあり。乗り心地はワンランク上の印象。
・最近の車は低回転で走り、エンジン音が静かな分ロードノイズが発生する印象。しかし新型フリードはロードノイズもかなり低減されている。
・走り出しから滑らかさを感じる。舗装の良くない道路の走行でも不快な突き上げは感じない。
・2列目3列目も乗ったが、このクラスの車としては良い。3列目は身長180センチでも問題なし。旧型よりシートの座り心地が良くなり、室内空間も広くなっている。
[乗り心地]新型フリードの満足度の低い口コミ・評価は?
乗り心地に関するマイナス意見はほとんど見当たりませんでした。
唯一紹介する評価についても、ガソリン車だけを比べて大きな変化や改善はなかったというものです。
それほど乗り心地には不満がない仕上がりなのでかもしれません。
・ハイブリットは違うのかもしれませんが、ガソリン車は低速や実用域を含めて、感動はしなかった。
新型フリードの燃費性能は27.0Km/L!?実燃費やいかに
新型フリードハイブリッドのJC08モードの場合、燃費性能は27.0Km/Lとなっています。
一方ガソリン車もJC08モードで20Km/Lとなっています。だいたいの燃費達成率の目安ですが、ガソリン車で70%、ハイブリッドで60%が平均した一般的な数値になります。
新型フリードの口コミでは、ガソリン車で18Km/Lと燃費達成率が90%程度も見られました。
乗り方で上下する数値のため参考値になりますが、新型フリードは一般的な燃費達成率よりも高いのかもしれません。それでは見ていきましょう。
[燃費]新型フリードの満足度の高い口コミ・評価は?
ガソリン車の燃費性能の実力は、口コミからもわかるように、燃費達成率が70%を超えて燃費性能が出ています。
様々な口コミサイトやオーナーの声を聞いてみると確かにカタログ値と比べ、高い燃費性能を実現できているようです。
ハイブリッドじゃなくても十分な燃費が出ているという頼もしい声までありました。
・車内の広さ、パワー等、そしてなにより4WDでの比較をすれば、燃費の差は歴然。
・実燃費はガソリン車でもかなり良い。郊外を1時間ほど走行して18Km/Lくらい。これなら燃費でハイブリッド車を選ぶ必要はないかもしれない。
[燃費]新型フリードの満足度の低い口コミ・評価は?
燃費性能は問題ないが、ガソリンタンク容量が小さく少し心許ないという口コミが少し気になります。
・ガソリンタンク容量が減点。モード燃費を稼ぎたかったのはわかるが、36Lではさすがに心許ない。19km/Lで走っても航続可能距離が700kmを切ってしまう。
・スムーズに流れる一般道で、燃費計14.5Kmを指していた。通勤や買い物で使用して13~14Km程度は出ると思われる。これも特別よくもなく、悪くもなく。
高い!?新型フリードの価格帯は果たして妥当なのか
価格に対する口コミや評価ですが、新型シエンタと比較を行った評価が多い印象です。
選択するグレードやオプションによっては高くつくこともあるようですが、価格見合いで妥当な金額設定ではないかという意見が中心です。
私個人としても、カスタマイズの幅が広く、標準でも十分魅力があるため価格は妥当ではないかと感じています。それでは口コミ内容を見ていきます。
[価格]新型フリードの満足度の高い口コミ・評価は?
新型シエンタと比べるとトータルで新型フリードが高額になってしまうようです。
しかしグレードやオプションをしっかり理解して後悔しないように注意していただきたいです。
・旧型と比較すると、価格上昇に対する向上部分が大きい。基本性能もしっかりしてるので相応の価格。
・シエンタより高くついたが、性能の差を考えれば妥当な価格差。
・選択するグレードやオプション次第ですが、お手頃な価格設定。
[価格]新型フリードの満足度の低い口コミ・評価は?
「ちょっと高いのではないか」という意見が散見されています。
口コミや評価を見ると、確かにそのようなコメントはいくつもあります。
具体的にどの辺に価格が高いと感じているのでしょうか。それでは評価内容を確認していきます。
・ちょっとオプションを足していくとすぐに250万円近い価格になってしまい高額。
・不要な装備までセットした「パッケージ」を組み合わせていくことになり、「いろいろ付いてるみたいだけどトータルで高い」というイメージ。
・4WD仕様があり、シートがシエンタより良いなどセールスポイントはありますがもう少しガソリンとハイブリットの価格差を縮めて欲しかった。
・ちょっとオプションを足していくとすぐに250万円近い価格になってしまい高額。
・不要な装備までセットした「パッケージ」を組み合わせていくことになり、「いろいろ付いてるみたいだけどトータルで高い」というイメージ。
・4WD仕様があり、シートがシエンタより良いなどセールスポイントはありますがもう少しガソリンとハイブリットの価格差を縮めて欲しかった。
新型フリードを安く買うためには
新車販売台数で上位の売り上げを記録している新型フリードです。
フルモデルチェンジを狙っていた方は購入・納車が待ち遠しいですよね。ただ気になるのはやはり購入費用だと思います。
フルモデルチェンジから一年以上経過し、雑誌や口コミサイトを見ると18万〜20万の値引き幅で横ばい推移しています。
これはフルモデルチェンジ前のフリードの値引きとさほど変わりません。
つまり新型フリードを買うなら、フルモデルチェンジから一年以上経過した今が買い時となります。
これから商談に入り購入を進める場合、値引き交渉で一つだけ注意しなければいけないことがあります。それはディーラーの値引き額の提示内容です。
最近のディーラーは、値引きと下取りの上乗せを合算して、多く値引きしたように見せかける
手法をとってくるからです。
多くの人が騙されているこのやり口を回避して、最大限の値引きを引き出すやり方をこれから紹介していきます。絶対損をしてほしくないので是非参考にしていただきたいと思います。
新型フリードの値引き限界ラインは?
まず値引きには、車両価格の値引きとオプションの値引きの2つがあります。
一般的にはどちらも10~30%が限界ラインであり、車両価格の10~20%の値引きが目標ラインと言われています。
新型フリードのフルモデルチェンジ直後は、車両価格の5%がいいところでした。
フルモデルチェンジから一年が経過した現在は、雑誌や口コミサイトの傾向を見ると車両本体価格の10%、オプション価格の20%の値引き目標が良さそうです。
最近のディーラーの商談傾向と対策
最近はネットの普及に伴って、以下のような昔からある値引き手法が通用しづらくなっています。
・同クラスの車種比較
・同系列の他店舗による相見積
更に
最近のディーラーは、値引き額と下取り額の上乗せ分を合算し、購入者が自分の交渉で値引き額を多く引き出したと錯覚させる商談と営業トークを進めてきます。
車両とオプションの2つの値引き額に対して、あらかじめ安く設定された下取り価格を上乗せさせる形で全体の値引き額を丸め込んで値引き額を提示してきます。
「これ以上の値引きはもう限界ですよ。」なんて言いながら商談をまとめにかかってくるというわけです。
この話を知らないと大抵は騙されてしまうそうです。
ではどうすれば良いか?
対策は以下の3つになります。
(1)商談時にディーラーを訪れた際に「下取りは無し」と伝える。今乗っている車はどうするのか聞かれたら、身内に譲ると伝えておけばOKです。
(2)現在乗っている愛車の最大買取価格を把握する。
(3)下取りなしで商談を進め、最終段階に入り、十分に車両値引きとオプション値引きを引き出したら、「譲渡する予定だった車が身内にいらないと言われたので下取りにしたい」と伝える。
営業に複数の買取業者から査定してもらった最高買取価格を提示して、「同じ金額で買い取ってもらえないか?」と伝えるとかなり高い確率で査定アップしてくれます。
この段階で、下取り金額の問題さえ解決すれば新車に買い替えてもらえるお客さんになっているはずなので、営業も赤字覚悟で相談に乗ってくれるはずです。
最後に愛車の最大買取価格を把握する方法を紹介します。
愛車の最大買取価格を一括査定して日給20万円
愛車の最大買取価格を把握する方法は、販売ルートの多い買取業者から一括査定を行って買取価格の見積もりを取ることです。
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